我々大浩の営業は、一般的な営業とはスタイルが異なります。多くは自社製品をお客様に対して提案しますが、我々は自社製品を持っていません。主にお客様の装置の製造を代行する『受託製造』というサービスを提供しています。
受託製造とは、様々なお客様の、あらゆる装置を製造することになりますので、色々な問題に対応しなければなりません。なぜなら、客先が違えば図面の書き方から作業の進め方まで異なり、そのひとつひとつに対応するためにもコーディネートすることが必要となります。
そのため弊社では、営業部のことを“コーディネーター”と呼んでいます。
また、我々には営業ノルマはありません。なぜならノルマが課されると、本来するべきサービスではなく、目先の売り上げをどう増やすかということを重視するようになってしまうからです。
そうなってしまうと、お客様本位の対応が疎かになってしまいます。
我々はお客様の求めていることや、お客様が気付かないより効率的な方法の提案が必要であり、難しい課題であっても対応しなければなりません。それがノルマが無い理由となります。そのため、部材調達から加工業者、製造工程までを効率良くコーディネートし、お客様の生産管理以下の業務負荷を軽減することが我々の大切な役割となります。
通常お客様は、既に多くの協力会社を抱えています。その同業他社と同じスタイルで切り込んでしまうと、単なる価格競争に陥る可能性が高くなります。そこで我々から提案していくスタイルを取ることで他社との差別化を図り、大浩の価値を高めていくことが、我々の重要な使命です。
コーディネーターとしての営業部は提案力が重要になります。相手のことを考え、お客様と同じ気持ちになることも大切であり、柔軟性と想像力が求められます。自分たちの力で仕事を受注し成功に導くことは、とても面白くやりがいがあります。非常に頭を使い知恵を絞ることになりますが、楽しくチャレンジし続けることが出来ます。
お客様と製造現場を繋いで生産全体を営業担当がコーディネートするということが、我々営業部の仕事の醍醐味となります。